1991-06-04 第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
腎移植に限らず、角膜や肝臓、心臓移植の場合もございますけれども、現在人工透析を受けている腎臓患者だけでも、全国で八万人とも十万人とも言われております。
腎移植に限らず、角膜や肝臓、心臓移植の場合もございますけれども、現在人工透析を受けている腎臓患者だけでも、全国で八万人とも十万人とも言われております。
運賃の値上げはするな、これは極力抑えろよ、しかしながら片っ方では割引はしろと言うのですから、いささか内心じくじたるものがあるわけでありますが、せっかく国会からの強い要請もあって、JR各社、民鉄、それから航空各社に対してお願いをして、ようやく心臓、腎臓患者に対しての適用を広げることにしたわけです。
今回、事務当局も大変頑張りまして、各社と協 議をいたしました結果、約二十九万人に当たります心臓並びに腎臓患者についてこの適用をしよう、同等の割引をしよう、こういうことに決定をさせていただいたわけでございます。
これをよこした方は腎臓患者の皆さん方の面倒を見ている、本人もそれになりまして苦労なさっている、そういう代表の人がこういうことを言ってくるということは、やはりそれなりにもう一度徹底をして心配のないものだということにしなければならないと思うのです。患者さんというのは、私も病気した経験者としましてどんなちっぽけなことでも完全でないと心配なんです。
ただあるのは、腎臓患者の皆さん方が腎友会の総会を福井市で開かれる、その前後に福井駅頭あるいは繁華街でチラシを配っておられる、あるいは先ほど申し上げたように患者の皆さん方が集まって研修会をされる、その前後にみんなが町へ出て配っておられる、こういう光景をたまに見る程度であります。
一昨日の社労委員会のところでも、私は腎臓患者の皆さん方が私に寄せてくださいましたお手紙を読ましていただきましたけれども、それは雇用促進の角度からお話しさせていただきまして、きょうはそういった方々の医療問題、将来どうなっていくのかということをお尋ねする意味からも、奈良県の腎臓患者の方が私に渡してくださいました手紙を少々読ましていただきたいと思うのです。
○森本委員 この腎臓患者の方々以外にも難病を持っておられる人たちが、今回の健保改正で、もって将来私たちはどうなるんだろうかということを大変今心配されておられるわけでございまして、こういった患者の皆さん方にも一つ一つ、改正する部分の話だけじゃなしに、御心配の大丈夫な部分は大丈夫ですよというふうにいろいろと言ってあげることがまた健康保険を一歩理解させることになっていくんじゃないだろうか、このように私は思
○森本委員 今後、この難病の方、今挙げました腎臓患者の方ですけれども、今以上に負担が大きくなるということはあり得ないんですか。その辺について伺いたいんです。
先ほども腎臓患者の親御さんの話をしましたけれども、私の近くにも障害児を持つ親御さんがいらっしゃいまして、よく話をします。養護学校へ入って一番心配しておられるのは、学校を卒業した後、その精薄者のお子さんを抱えたお母さん方がどこへ就職をさすべきなのか、このことで大変悩んでいらっしゃるわけです。
私の方の奈良県でも、橿原市にある私立の病院でございますが、腎臓患者の皆さんを治療されておられる病院でございますので、そういった患者さんの中から、看護士の資格を取ってそしてお互いがお互いをやっていくという形で、病院が温かい配慮で採用されている病院があるわけでございます。
例えば一つの例を挙げてみますと、私はせんだって、私の出身県でございます奈良県の腎臓患者でつくっている奈腎協の皆さんといろいろ懇談する機会がございまして、そのとき私は、奈腎協の皆さんを代表して切実たる手紙をいただいたわけでございます。内容を読みますと、透析に出かけていくのは週に三回以上、そして一回に大体五時間以上全身の血を入れかえ、生きるための闘いをしていらっしゃるわけでございます。
私もある個人病院を知っておりますけれども、いわゆる腎臓患者ですか、それに対する手当てを整備して、そしてそれらの機械を入れて病院経営をしたのだけれども、やはり高額医療になりますので入院患者が少ない、そのために病院の経営状態が悪化してしまって、まさに倒産かと言われるような状況にまで陥っている。
末期腎臓患者の一つの治療である人工腎臓による血液の透析、人工腎臓ができる前はほぼ死亡につながったという事態であったと思いますが、これによって、機械に頼ってではありますけれども若干の光が当てられて、本来なら死亡に至っておる人が大ぜい助かっておるということは言えると思います。ただ、これについて国がどういう取り組みをしておるかということを私は問題としたいと思うのです。
心臓とかあるいは腎臓患者の方々、こういう方々にはもうこれは割引がございませんし、またこういう方々は特に介護者も含んでこの割引のことも考えていただかなければならない問題じゃないかと思うのです。これは国の福祉対策としても何らかの処置が必要であろうかと思うわけですが、その点につきまして大臣の所見を伺って質問を終わりたいと思います。
特に一例を申し上げて、問題の腎不全の患者ですね、これは、週に少なくとも二回、多い人は三回は必ず、どんな悪い天候の日でも、交通機関を利用して病院に通わなければならない腎臓患者があるわけでありますから、そういう人たちを比較しますと不公平な取り扱いではないか。だから、ほかの身体障害者と同じように、内部疾患の身体障害者にも適用してもらいたいということを言ったわけです。
ところが、同じ身体障害者でも内部疾患の心臓とか呼吸器とかあるいはいまの腎臓患者ですね、こういった内部疾患の人には割引がないわけです。まことにこれは不合理だと思うのです。いろいろ身体障害者もあります。
そこで、まず最初に、いま全国で腎臓患者がどのぐらいいるかということと、それから最近透析患者がふえておるわけですが、透析患者の動向それから死亡ですね、亡くなっておる数、こういった統計があると思いますが、まずそれをお聞かせをいただきたいと思います。
人工透析のために毎月十回前後国鉄を利用して通院をしている腎臓患者がございます。福知山から京都市への例では、毎月二万二千百二十円が、今回の値上げによりますと三万三千三百二十円になります。もともと病気でハンディがあるわけですから、交通費が非常にかさまるということは非常に重大であります。
また、やや軽度の場合を考えてみても、慢性の肝炎であるとか慢性の腎臓患者の方々は、お医者さんからば、あなたは一日何時間しか動いてはいけません、一日置きに体を動かしなさいというような制限がございます。一日に何時間、何日置きに働きなさい、結構でございますからどうぞいらっしゃい、というような企業主がございますでしょうか。こういうような状況の中では、まさに難病患者の社会復帰はきわめてむずかしい。